渋谷駅まで歩いていって、井の頭線で高井戸に向かったのだが、
井の頭線渋谷駅にはピカソ展のポスターが多数貼ってあった。
それらを見て気づいた。全部、パリのピカソ美術館の収蔵品ではないか。
これだけのモノがゴッソリやって来るということは、
おそらくピカソ美術館の大改修とかで実現した展覧会だろう。
調べてみたら、その通りであった。
http://www.asahi.com/picasso/index.html
なんと、同時に2つの展覧会が開催。
国立新美術館では「巨匠ピカソ 愛と創造の軌跡」、
そしてそのすぐ近く、
東京ミッドタウン内のサントリー美術館では「巨匠ピカソ 魂のポートレート」。
朝日新聞とテレ朝、そしてそれぞれの美術館が主催ということ。
計230点という規模を考えれば、いろいろ費用もかさむだろうし、
2展に分けざるを得なかったのかもしれないが、
両方見れば3000円近くなっちゃう。
なんか、あくどい商売だなと感じてしまう。
近所同士で開催っていうのも、イヤラシイ。
会場のキャパについては新美術館だけでも充分だと思うが。
僕がパリのピカソ美術館に行ったのは20年前、1988年。
初めての一人旅で初めての海外旅行のとき。
フランス、イタリア、スペインの3カ国を5週間巡った。
この旅ではいろいろ幸運に恵まれた。
たまたま行ったヴェネツィアでは、カーニヴァルの最終日に当たったり。
そしてピカソ美術館での物凄い幸運。
ニューヨーク近代美術館(MOMA)から、
あの「アヴィニヨンの娘たち」が特別展で来ていたのだ。
まさにMOMA門外不出の至宝、
キュビズムの始まりを告げる美術史のマイルストーンを、
まったく偶然にも目の前で見ることができた。
その他の、この美術館の素晴らしい収蔵品もたっぷり堪能。
さらにスペイン、マドリッドでは大作「ゲルニカ」の前で、時を忘れて立ち尽くした。
この旅の間はもちろんピカソだけではなく、多くの名作に会うことができたのだが、
ピカソだけに限っても、スゴイ充実ぶり。
で、パリのピカソ美術館では、カタログをおみやげに買ってきて、
しょっちゅう眺めていた。
井の頭線渋谷駅に貼ってあったポスターの絵がすべて、
同美術館収蔵品ということがすぐに判ったのはそういうわけで。
10月4日から開催される2つのピカソ展。
行くか、どうするか。
前述のとおり「あくどい商売」との思いが拭えず、
行くとしても片方だけかな。

パリで買ってきたカタログの表紙にもなってる「ドラ・マールの肖像」とは、
再会したいので、新美術館のほうには行くだろう。
でもやっぱり両方行っちゃうのかな…。





230点!というのはすごいですね。多作な人だから
企画もしやすいのかなぁ。
私もピカソ美術館行った時、そこでアヴィニヨン
を見ました。同じ頃だったんですねぇ。
スゴイ偶然ですね。パリですれ違ってたかも。