http://ei8at12so.seesaa.net/article/111309178.html
廃墟についての個人的な思いなど書いてみようとしたが、
なかなかまとまらずに中断している。
その間にこんなニュースが飛び込んできてしまった。
廃虚写真家「場所や構図まねされた」とライバル提訴http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20090109-OYT1T00663.htm?from=navr
廃虚をテーマにした写真を巡り、写真家の丸田祥三さん(44)が、写真家の小林伸一郎さん(52)を相手取り、「撮影場所や構図をまねされ、著作権を侵害された」などとして、約630万円の損害賠償や写真集の販売差し止めなどを求める訴訟を9日、東京地裁に起こした。
丸田さんは各地の「廃虚写真」を撮り続け、1990年代前半から発表。一方、小林さんも98年以降、廃虚をテーマとする写真を次々と発表している。
問題となったのは、小林さんの写真集に掲載された変電所跡や鉱山の跡地、廃屋などの写真5点。丸田さんは、著作権の侵害だけでなく、「被写体となる廃虚を見つけるには、多大な時間と費用がかかるのに、小林さんが自ら発掘したかのように発表され、自分の写真の価値を損なわれた」として、小林さんには不法行為もあったと主張している。
小林さんは「写真とは、撮影状況や色の使い方など様々な要素により独創性が生み出されるもの。丸田氏の主張は、先に撮影した被写体を他の写真家は撮影してはならないというに等しく、断固として争う」とのコメントを出した。
(2009年1月9日21時21分 読売新聞)
この原告となる丸田祥三氏が1993年に上梓した写真集「棄景」は、
僕が廃墟に惹かれたキッカケのうち、かなり重要なひとつであった。
当時はまだ「廃墟ブーム」のようなものは世の中には感じられなかった。
それが顕現してきたのは、2000年前後だったと思う。
被告となる小林伸一郎氏の写真集「廃墟遊戯」の発刊(1998)の後。
廃墟徒然草さんの記事を引用させてもらおう。
http://blog.goo.ne.jp/ruinsdiary/e/a86bddca28dff3523718529c41124fdc
それまで廃墟写真といえばモノクロが相場だったところに、
執拗に色を加工し廃墟の裏側にある情念を一切切り捨て、
きわめてポップに表現したところが、
それまでの廃墟写真と一線を画するポイントだったんではないでしょうか。
デジタルカメラと画像加工ソフトの流布に呼応して、
このキレイな廃墟は一気に普及したんだと思います。
丸田氏の「棄景」シリーズに慣れた目には、小林氏の「廃墟遊戯」は確かに新鮮に映ったが、
まるで自らの身を削るような情念が伝わる「棄景」に比べ、
「廃墟遊戯」はあまりにもスタイリッシュ過ぎてイマイチ馴染めなかったのを覚えている。
今回の訴訟のニュースの前にこんなサイトを見つけていた。
小林伸一郎氏 盗作・盗用検証サイト
http://haikyo.kesagiri.net/
訴訟は残念な気もするが、
こんなのを見ると、ハッキリさせなきゃいけないのかなとも思う。





これは考える必要のある問題だと思いました。
例えば昔の話には全て「〜と聞いた」とか「〜といわれている」とか
常につける必要があるかなぁ〜、なんて、最近は思ったりします。
自分も含め、特別にシンパシーを感じる人も少なくないと思います。
「検証サイト」を見つけたときも、なるほどやっぱり、という思いがしました。
■朝日新聞出版 新書編集部
首藤 由之(しゅとう・よしゆき)
〒104-8011中央区築地5-3-2
TEL03-5540-7772
FAX03-3547-3284
初めまして。朝日新聞社の出版部門、朝日新聞出版で「朝日新書」を担当している首藤と申します。
さて、その朝日新書で、経済アナリストの増田悦佐さんが「東京の街分析」をテーマにした新書の執筆を始めています。「東京ほど素晴らしい都市はない。常に人々が流入し、日々、進化を続けている」ことをさまざまな現象を通して解説しようという試みで、09年春ごろの刊行を予定しています。その新書の中で東京のいろいろな街をテーマにした良質なブログを特集したいと考えているのです。増田さんが調べた結果、あなたが主宰しているブログをぜひ本の中で紹介させていただけないかということになりました。ご許可いただける場合は、次のような要素の掲載を考えています。
●紹介内容
住んでいらっしゃる、あるいは勤めていらっしゃる街の特徴が良く出ていてすばらしいと増田さんが思った「街自慢ブログ」(仮の名前です)を一覧表にする。掲載要素は、ブログ名、対象地域、URLが基本。増田さんが考える該当ブログの特徴を箇条書きにして紹介する場合もある。
いかがでしょう。新書の企画に賛同してご許可、いただけないでしょうか。何卒前向きにご検討いただきますようよろしくお願い致します。首藤のメールアドレスは、masuda.asahisinsho@gmail.comです。重ねてよろしくお願い致します。
以上