桜を見に、千鳥が淵とかにでも行こうかな、なんてちょっと思ったが、
僕の場合、自転車で山手線の内側に入るのって実は結構気合がいるのだ。
で、気楽に代々木辺りをうろつくことにした。
まずは甲州街道を西へ走って幡ヶ谷へ。
インド料理・チラグデリーのバイキングでランチ。
チキンカレーはいつもどおりだったが、
野菜カレーがココ特有のナスやトマト主体のでなかったり、
スープが酸っぱいヤツでこれもあまり好みじゃなかったり、
なによりも一番楽しみにしていたマンゴーピクルスがなかったりで、
今回はハズレ。でも満腹。
先客には黒いフォーマル服のご婦人グループ。
幡ヶ谷斎場の帰り、それともこれから行くのかな。
仏様を見送る日の昼食に、お釈迦様の国の料理ね。
渋谷区スポーツセンターのプールがすぐ近くだが、
この状態で泳いだりしたら、胃袋からカレーが食道を上がってくるだろう。
プールはゆっくり腹ごなししてから。
スポーツセンターの脇を通り、代々木郵便局の裏の道、
セキセキ稲荷の前を通って、ハチ公バスが走る道へ。
長い坂道を下ると、初台坂下交差点。
山手通りをちょっと行けば代々木八幡神社。
ここには桜はあまり無さそうだが寄ってみる。
高台の上のこんもりとした森。
昔から「聖地」として見られていた場所だろう。

竪穴式住居遺跡の復元。

単に公園っぽく整備しただけだろうけど、なんか神秘的に見えるサークル。

拝殿。

その奥の本殿。

一角に「代々木八幡遺跡出土品陳列館」なるものがあるのだが、

中に入れるわけではなく外から窓越しに見る。
縄文人の人形とかあるが、よく見えない。
ここで一番撮っておきたかったモノがコレ。

千木(ちぎ)のある焼却炉。
屋根の上に突き出てるのが千木。神社建築特有のもの。
この焼却炉は神社専用で販売されているのかなあ。
それとも特注品かな。
ただし、本物の千木には、先端を地面に対して垂直に削る「外削ぎ」と、
水平に削る「内削ぎ」があり、
前者は祀られているのが男神、後者は女神といわれている。
先のここの本殿の写真を見てみると、八幡様なのでやはり外削ぎだ。
アマテラスを祀る伊勢神宮内宮は内削ぎ。

で、この焼却炉を見ると、

どっちつかず。オカマ神?
火の神カグツチは男神ってことになってるけど。
作家の平岩弓枝の実家はココ、代々木八幡、宮司の家ってことも、
ちょっと有名なトリビア。
神社の隣、同じ高台にある天台宗福泉寺へ。
古くから神宮寺の役割をはたしていたのだろうか。

モダンな本堂。


墓所へ。眺めが良い。代々木公園の鬱蒼とした森。

六本木ヒルズ&東京タワー。

東京ミッドタウン。

NHK。

石仏が並ぶ。

お地蔵様なんだけど、

なぜか顔が無い。

ちょっとコワイ。

退散。

神道、仏教、2つの宗教施設を訪ねたが、
ここから山手通りを北にちょっと行くとカトリック初台教会、
南にちょっと行って富ヶ谷交差点から井の頭通りを代々木上原に向かえば、
イスラムモスクの東京ジャーミイがある。
渋谷区のエルサレムみたいなところ、というのは言い過ぎか。
この後は桜咲く代々木公園へ。





簡素な良い式でした。
その時の様子です。
http://3515.iza.ne.jp/blog/entry/846572/
http://mojifu.blog69.fc2.com/blog-entry-47.html
代々木八幡神社、鬱蒼としていて、訪れるたびに我が十二社熊野神社も、
もう少しこんな雰囲気になってくれないかなあなんて思います。
今まさに熊野神社と代々木八幡宮で挙式会場を悩んでいます。
少人数の式ではありますが、華やかな方が良くて…
熊野神社は頂いた資料に寄ると大分華やかだなぁといった印象ですが、代々木八幡宮は違うのかな…
悩んでます…