(また料理ネタが続いてしまった。)
と、言っても市販のカレールーを使うわけではない。
Wikiより
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AB%E3%83%BC_(%E9%A3%9F%E5%93%81)
ルー (食品)
ルー(仏:roux)とは小麦粉をサラダオイルやバターなどの食用油脂で焦げないように水分を飛ばし炒め、フレーク状にしたものである。「ルウ」とも表記する(品名の表記には「ルウ」を用いる)。伝統的なフランス料理の基本ソースのうち、ベシャメルソース、ヴルーテソース、エスパニョールソースのとろみづけに使われる。デンプンがα化されて、各種ソースやカレー、シチューなどの料理のとろみを出す。
インドのカレーでは使わないので、ウチでも使っていなかった。
そのほうがカロリーも抑えられるし。
とろみのない、サラサラのカレーが出来るわけだが、
たまにはトロっとしたのも食べてみようかと思った。
市販のカレールーのカレーはちょっと前に親のところで食べたが、
どうもあのシツコイ味と油っこさは、少々キツイ。
ガキの頃は喜んで食べてたのにねえ。
なので、バター+小麦粉+カレー粉で。
4皿分
タマネギ 1個
ニンニク、ショウガ 1片ずつ
油
固形ブイヨン 1個
水 600cc
ホールトマト 1/2缶
ローリエ 1枚
鶏肉 200g
ジャガイモ 2個
ニンジン 1本
バター 大さじ1
小麦粉 大さじ3
カレー粉 大さじ4
プレーンヨーグルト 1/4カップ
塩、コショウ、チリペッパー、ガラムマサラ 適宜
タマネギ、ニンニク、ショウガ、フードプロセッサーでみじん切り。
フライパンに油敷いて中火で炒める。キツネ色になるまで、7分くらい。
圧力鍋に炒めたタマネギ、ニンニク、ショウガと水、固形ブイヨン、
よくつぶしたホールトマト、ローリエ入れておく。
フライパンをさっと洗って、
鶏肉に塩、コショウ、カレー粉(分量外)まぶし、炒めて、鍋へ。
皮をむいて切っておいたジャガイモ(水にさらしておく)、ニンジンも炒めて鍋へ。
フタして、点火。
またフライパン洗って、バターを溶かし、小麦粉ふり入れ炒める。
よく混ざったら、カレー粉もふり入れ炒めて、フレーク状に。
圧力鍋、蒸気噴いてきてから5分加熱。
火を止め圧力抜けるの待つ。
フタ開けて、フライパンの中身を加え、ゆっくりかき混ぜて溶かす。
プレーンヨーグルト、よく溶いて入れ、混ぜる。
塩、チリペッパー、ガラムマサラで調味。

美味い美味い。
カレー粉ってルーと合わせたほうが美味くなるみたいだなあ。
元々インドのものじゃないからねえ。
インドカレー作るのだったら、やっぱりちゃんとスパイス揃えて、ギーも使うか。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AE%E3%83%BC
ギー
ギー(ヒンディー語:ghee)は、インドやアフガニスタンなどで古くから作られ、食用にされている乳脂肪製品。澄ましバターの一種。バターに似ているが、加熱する過程で独特の香ばしい香りが生まれる。
ところで、ルー=カレーという誤用について。
例えば、「ルー大盛り!」みたいな。

冒頭に引用したWiki「ルー」の項の履歴を見ると、元々あった、
なお「カレーソース」(カレーライスのライスにかける汁)のことを「カレールー」と呼ぶのは誤用である。
との記述が、2007年7月25日 (水) 06:08に、
なお「カレーソース」(カレーライスのライスにかける汁)のことを「カレールー」と呼ぶ。
と、書き変えられ、その後、熾烈な編集合戦がしばらく続く。
「誤用」が復活してはまた消され、復活してはまた消され。
「誤用」の人のほうが議論提案しても、消してるほうは応じなかったようだ。
今は「誤用」の人のほうの大人の判断で、取り下げられた模様。
また、2chには、
カレーを「ルー」「ルゥ」などと呼ぶ低能
なんていうスレッドも存在し、反論も多く寄せられているようだ。
明らかに誤用なのだが、多数派って怖い…。
まだ市販のカレールウが無い頃、母がよくカレーライスを作っていました。好奇心旺盛な私は傍で一部始終を見ていました。
うどん粉をどろどろに溶かし、カレー粉(確かハウスの赤缶)も混ぜて鍋のスープの中に溶かしいれていました。
美味しかったかどうか記憶に無い。
当時は油脂と粉をフレーク状にする知識は一般人には無かったと思う。
数十年で日本の食文化は激変しますね。
スパゲッティ料理の花形だったナポリタンも、今では絶滅危惧種。
市販のカレールウが登場したのはいつ頃なんでしょうか。