現在、甲州街道と十二社通り〜西参道が交わる西参道口交差点近く、
浄土真宗正春寺辺りの玉川上水旧水路から北方向に延び、
神田川の淀橋辺りまで至る、ほぼ直線の水路。
元は玉川上水から神田川へ水を分ける目的で作られたもので、
十二社の滝もこの水路の一部だったようだ。
当然、今は残っていないが、近所なので、
知らず知らずのうちにその跡は日常的に渡ったりしていることになる。
一度くらい端から端まで辿ってみようと思った。
まずは正春寺の裏へ。

手前の未舗装の歩道が玉川上水旧水路跡。
神田上水助水路はこの辺りから流れていたと思われる。
なお「新宿文化絵図」付録の古地図によると、
江戸期、正春寺は上水の対岸にあったようだ。
明治期には今の位置に移ってきている。
正春寺に関しては以前の記事にも写真を載せた。
夏の夜にホラー3本、「ノロイ」、「呪怨」、「輪廻」
http://ei8at12so.seesaa.net/article/51342251.html
再掲、クリックで拡大。
ハリウッド版「呪怨」の一場面と共に。
この頃のコンクリート塀から今は金属製のやや高い塀に変わり、
よっぽど背が高くないと墓地は見えなくなってしまった。
お寺の隣には気にしたことも無かった謎の施設。扉の隙間から覗いてみる。

水道局の施設かもしれない。まさにここが水路跡だったのかも。
「代々木新町町会」の倉庫。

旧町域「代々木新町」についてはシャオズさんのブログに記載がある。
http://mshoji.seesaa.net/article/83199979.html
甲州街道と玉川上水に挟まれた異様に細長い領域。
歩き始める。西参道口交差点から先程の謎の施設。

甲州街道を渡り、新宿パークタワーの敷地へ。
ここの西側、十二社通り寄りに水路があったものと思われる。
現在はこんなものが。

ここを入っていくと、ちょっとした遊歩道。

水路跡を意識して作られたものかどうかは不明。多分違うと思う。
敷地内の「遺構」、銀世界稲荷。

この辺りにはかつて銀世界と呼ばれる梅の名所があったということ。
その後は東京ガスのガスタンク〜現在のパークタワーへと変遷。
パークタワーを抜けると、水道道路と十二社通りが交わる角筈区民センター前交差点。
消防署がある。

新宿中央公園へ。この公園は3つのエリアに分かれている。
南西部に位置するのはちびっこ広場。
そこにあるジャブジャブ池。水に関するものは載せておこう。

公園大橋を渡り北側のメインエリアへ向かう。
そこから東側、新都心のほうを見ると、淀橋給水所。

この隣、公園・多目的運動広場の地下にも水道施設があるそうだ。
また公園の他の部分の地下にも雨水貯留浸透施設があるということ。
十二社の池、滝、淀橋浄水場が無くなっても、水との関連の強さを感じさせてくれる。
公園大橋から西側を見れば、閉店した新宿十二社天然温泉・跡。

公園メインエリアに入り、なるべく西寄りを行く。
こんなビオトープもある。この日はクローズ。そのうち見に行こう。

公園から見た十二社熊野神社。

かつての十二社の滝の記憶を留めるためか、境内に作られた人造滝。それと弁天社。

本殿脇にはいろいろ解説が。

再び公園へ。神社脇から北側の方南通りに向かってかなり急な下り坂。
この近辺で水路は滝となっていたようだ。

ここにもなんらかの施設。
脇にチョコンと立っているメーターみたいなものには「東京都水道局」の文字があった。

かつての区立図書館、現・エコギャラリー新宿がある。
なんだ、このゆるキャラ、「エコ王子」?

方南通りに出ると、十二社池の下バス停。

方南通りを渡ると多少、水路の痕跡が判りやすくなってくる。
(つづく)





子供ながらにちょっと怖い感じがありました
中央公園や熊野神社は子供の頃、よく親に連れられて散歩に行った記憶があります、図書館がいつの間にかに区民ギャラリーになっていましたね、図書館はどこに行ったのかと思ったら角筈図書館になっていたんですね、2番目によく行く図書館です
十二杜温泉がなくなってしまったのは寂しい限りですね
いつもあの前の信号を渡る時、切なくなります
かつての緑に囲まれた図書館もイイカンジでしたね。
十二社温泉、第二良の湯、玉川湯、近所の風呂屋がここ数年で3軒も無くなってしまいました。で、この3軒すべて最終日に行きました。
サヨナラ、新宿十二社天然温泉
http://ei8at12so.seesaa.net/article/116435385.html
玉川湯、最後の日
http://ei8at12so.seesaa.net/article/129212337.html
第二良の湯が無くなったのはブログ始める前でした。