和田帝釈天通りの延長の、いにしえの参詣道と思われる道に、
その北側の小沢川暗渠から出た。東へ向かう。
だいたい住宅街となっていて、参詣道の痕跡はほとんど見出せないが、
それなりに面白いものもいろいろ見つかる。
曹洞宗常仙寺。禅寺かあ。

門の前にあった杉並区教育委員会による解説板によると、
本尊、薬師如来は虎に化けたことがあって「寅薬師」と呼ばれているということ。
左手の小さなお堂を覗いたら虎の像があった。
ほとんど消えてる看板を凝視したら、米屋跡と判った。

お、これは杉並在住で山形出身のnamaさんには堪らない情報かも(クリックで拡大)。

床屋&クリーニング屋跡。

トイレで座ってるおじさんの意味がよく判らない。

アンティークショップ、どらねこ洞。

この日、銭湯遭遇3軒目、旭湯。

中野通りを横断し、さらに進む。
COBARAPETTA、小腹減った?

「ブイヤベース始めました」

氷室発見。

鍋屋横丁に到達。北へ。

お腹すいたので、鍋屋横丁交差点から青梅街道をちょっと西へ。
前の前の記事で触れた幡ヶ谷の横浜家系ラーメン武蔵家の本店がここにある。

ラーメン600円。味薄めで頼んだが、やっぱりまだ濃いかな。
鍋屋横丁交差点に戻り、また北へ向かう。
途中、また銭湯が見えたので、横道へ入っていく。
銭湯遭遇4軒目、照の湯。

再び表通りに出てちょっと行けば、桃園川緑道、三味線橋。

さて、最終目的地の高砂湯に行く前に、桃園川緑道を東へ。

この近くのもう1軒の銭湯、千代の湯を見に行く。この日の銭湯遭遇5軒目。

壁がイイカンジだなあ。近々行こう。この日は土曜、定休日。
緑道を西へ。三味線橋を越えてちょっと行けば高砂湯の煙突が見える。

高砂湯到着は午後4時頃。日没前に着いて良かった。結局この日、6軒の銭湯に遭遇。

露天風呂を堪能。
露天風呂つきの銭湯はウチの近くに3軒あるが(羽衣湯、天龍泉、観音湯←男湯のみ)、
ココの露天風呂には敵わない。
煙突見上げながら入れる露天風呂、
なんか自分だけのために焚いてくれてるような気がしてくる。贅沢だー。
出たら、あたりはだいぶ暗くなっていた。
桃園川緑道を渡るところで夜景モードで撮影。

大久保通りに出て、すぐ近くの中野保健所バス停から、渋谷行きバスで帰宅。
お寺、暗渠、ラーメン、銭湯と、盛り沢山の散歩であった。
全体の寂れ具合がすごくいい感じですw
>寂れ具合
そんなところばっかりピックアップしてますからね。
全体的には普通の住宅街っぽいところが多かったです。
この写真の右斜め後ろの80円ジュースが売っているんですよね、今ではあまり珍しくないのですが最初80円という値段を見たときは驚きました(旧玉川湯の隣の酒屋さんの自販機には70円コーヒーが売っています)
え、こんな裏道を?と、地図で辿ってみたら面白かったです。
自転車で行ってみたくなりました。
ジュースの自販機ってあんまりまじまじと見てないので、最安値は100円かと思ってました。
芋煮会の企画だなんて、知りませんでした!(絵が芋煮ぽくないから怪しいけどw)
あそこらへんに氷室があったなんて!
武蔵家はかれこれ10年ちかく行ってる気がします!
そしてなにより、高砂湯〜〜・・・負けちゃいました・・・w (最近ちょっと忙しくしていたもので←言い訳
わたしも是非いきまーす。
実は芋煮ってまだ食べたことないんですよ。食べたいなあ。
氷室は鍋屋横丁に出るちょっと前です。
ラーメンの好み、似てるようですね。
桃園食堂が休業中と聞き残念ですが、高砂湯だけでも是非。
杉並〜中野、かなりの密度で銭湯が残ってますね。
幡ヶ谷の武蔵家、ダルヴィッシュは我慢して一度どうぞ。