代官山アートラッシュの企画展『ドクロス展』のご案内。
そのおかげで渋谷の南のほうまで行こうという気が起き、
ついでに、残り3軒というところで中断していた渋谷区銭湯全踏破も進めようと思った。
そしてその行程を川&暗渠にしてしまえば、濃厚で楽しい一日になるだろう。
先に、大雑把な行程。
参宮橋近くから小田急線に沿って河骨川跡、
代々木八幡駅近くで宇田川跡に合流、
渋谷駅近くで渋谷川に合流、
渋谷駅の南から開渠になっている渋谷川に沿って行く。
途中、代官山方面へ向かい、アートラッシュに寄る。
再び渋谷川沿い。
恵比寿で新橋湯に寄り、その後、天現寺橋まで(3回シリーズの予定)。
ウチから天現寺橋までの道のり、約8.5km。
今までなら自転車で行っただろうけど、
暗渠探訪を重視するようになると徒歩のほうが都合が良くなってくる。
午前中にウチを出て、
十二社通り〜西参道歩いて、参宮橋を渡り、坂を下りていく。

首都高の入口があるので、保守車両のようなのがたくさん停まっている。
オリンピック記念青少年総合センター(東京五輪選手村跡)のすぐそばってこともあるが、
なんとなく、こんな風に妙に余裕のあるスペースの使い方を見ると、
オリンピック開発の時の空気感がそのまま残っているような、そんな気がしてくる。
オリンピックの頃に生まれた者の、単なる想像に過ぎないが。
件のオリンピック記念青少年総合センター。たまに泳ぎに行くところ。

その向かいに、暗渠道の入口。ここから河骨川跡を行く。

童謡「春の小川」のモデルとなった河骨川。
源流はもっと北、代々木4丁目辺り。
lotus62さんの「東京Peeling!」には源流からこの辺りまでの記事がある。
http://lotus62.cocolog-nifty.com/blog/2009/09/post-2ae2.html
銭湯跡があったりなかなか面白そうだが、今回はパス。
暗渠道を行く。

しばらくは小田急の線路沿い。


電柱にこんな表示。他にも何箇所も。

両側に家。右手に並ぶ家のすぐ裏は小田急線。

再び線路沿い。

しばし行くと、「春の小川」歌碑。反射しちゃってよく読めないが。

表に回る(どっちが表かよくわからんが)。渋谷区による解説。

こちらには歌詞。

僕らが小学生の頃歌ってたのは「春の小川はさらさら行くよ」とかだったが、
オリジナルは「春の小川はさらさら流る」などだいぶ違っている。
田園風景の絵が描かれていたようだが、よく見えなくなっちゃってる。

表通りの向こうは代々木公園。その隙間に妙なスペースがあって公園になっている。
渋谷はるのおがわプレーパーク。

夏になると手作りのウォータスライダーみたいなのも出現して、
子供がビショビショになりながら遊んでたりする。
なかなかワイルドな空間。
踏切の向こうは急な上り坂。丘の上、こんもりした林は代々木八幡神社。

次の踏切。代々木八幡駅ホームのすぐ脇。

ちょっと表通りへ。代々木公園西門。

電柱「春の小川」をよく見ると、QRコードがついている。


ケータイ出して読み込ませてみたら、「第14話」という音声データがDLできた。
聞いてみたら、「妹萌え」みたいなアニメ声でなんか言ってる。
「私の秘密教えてあげようか…ああー、ダメ!最後まで歩いたら教えてあげる」だって。
うぇー、全部の電柱のQR読んでDLしないとダメなのかい?
「春の小川電柱プロジェクト」っていうみたいだけど、
http://www.harajukushinbun.jp/headline/447/index.html
ちょっと付き合いきれないなあ。
もうそろそろ代々木八幡駅前。

ちょっと別の路地へ。一度来たことある銭湯、八幡湯。

暗渠道へ戻る。

子供の壁画。

川は関係ないようだ。これは海だよね。

車止めを利用したベンチ? 座ってみるとやや不安定だが面白い。

ここで宇田川跡の道に合流。

さらに宇田川跡を行く。
(つづく)





春の小川の碑の隣にゴミ置き場があるんですよね、記念碑の所にオイオイって思いました
代々木八幡宮のところは山のような感じですよね
八幡宮と言えば遺跡と平岩さんのご実家
9枚目の線路際の小屋がとっても気になりますが・・・。
次の記事とあわせて、楽しく読ませていただきました!
ゴミ置き場、「春の小川守る会」看板の下ですね。
「守る会」の皆さんが周辺清掃して集めたゴミかなとも思いましたが、実際はどうなんでしょう。
代々木八幡神社についてはもうひとつ、焼却炉も気になってます。
http://ei8at12so.seesaa.net/article/116996961.html
あの小屋、なんでしょうね。物置なら窓は要らんでしょうし。
源流のほうは山あり谷ありなので別の機会にします。マンションになっちゃった池の他に山手通り方面にもう1本源流があったようですよ。
(廃墟徒然草さんの記事)
http://blog.goo.ne.jp/ruinsdiary/e/63a0746ba5729c4913840286463adc4c
この日の記事、もうひとつ続きますが、暗渠は終わっちゃいました。
アニメ声はどうなんでしょうね・・・萌えましたか?w
オリンピック青少年センター、おなじみでしたか。
河骨川、もろ線路沿いですし、好みだと思いますよ。
時間潰しだと戻りたくなくなっちゃうかもしれませんよ。
アニメ声とかは苦手です。萌えません。
QRコード、画面からお持ちのケータイで読めると思いますので、聞いてみるのも一興かと。
http://blog.livedoor.jp/tokyowater/archives/23506473.html
ほんの小さな側溝ですが。
なるほど、なんとなく気になって入っていった記憶があります。
改めて見に行ってみます。