2010年01月28日

河骨川上流部 その1

童謡「春の小川」のモデルと云われる河骨川跡を歩いたのは先々月。
http://ei8at12so.seesaa.net/article/132291559.html
国立オリンピック記念青少年総合センターの向かいからスタートしたので、
上流部はパスしていた。
その上流部と源流のひとつがある代々木4丁目辺りは、
近所でありながら、あまり踏み込んだことはなかった。
東側の西参道も西側の山手通りもよく自転車で走るが、
その間のこの界隈は、ヘタに自転車で入り込むとウンザリするほど起伏が激しい。
散歩するにしても、ちょっとしたトレッキングくらいの覚悟が要るかも、なんて。
でも、川跡を辿っていくだけなら上ったり下りたりはないだろうと、出かけてみた。

代々木4丁目にあるという源流については、lotus62さんの記事で知った。
http://lotus62.cocolog-nifty.com/blog/2009/09/post-2ae2.html
そしてもうひとつの源流が山手通りの西、初台1丁目にあると、
HONDA@東京の水さんから教えていただいた。
http://blog.livedoor.jp/tokyowater/archives/23506473.html
銀行に行ったりとかの用事もあったのでまずは初台駅へ向かい、
商店街をぶらぶらしてから初台の源流跡へ。
こんな谷を下りていく道。

20100127_101.jpg

谷底に至ると、側溝。

20100127_102.jpg

辺りをぶらぶらしてみると、側溝が上る先は家と家の間を通り、
この駐車場のフェンス向こうに沿って伸びていた。

20100127_103.jpg

川跡は道にはなっていない。
山手通り沿いに出て、先ほどの側溝の下る先を探す。
しょっちゅう見ていて、なんだこの谷、と感じていた左の路地に初めて下りていく。

20100127_104.jpg

真っ直ぐ行けば、初台交差点。
中央環状線トンネルへの車路も出来上がってきた。3月28日開通。

谷底にはやっぱりここにも側溝。

20100127_105.jpg

そのまま山手通りのほうに振り返れば、こんな感じ。

20100127_106.jpg

川跡は山手通りをくぐる形で代々木4丁目へ。
山手通りを横断し、先にあたる所にはフェンスがある。
網目からレンズ突き出し、撮るとこんな感じ。

20100127_107.jpg

右手のマンションの庭とも荒地ともつかないワイルドな敷地。
マンションもだいぶ寂れた感じ。

すぐ近くの階段から路地に下りていく。

20100127_108.jpg

山手通りを自転車で走ると、
やはりクルマで走ることを前提で作られたんだなあと感じるほど起伏が激しい。
難所も無視してムリヤリ通したんだろうと思っていたが、
この辺りの地形を見ると、
だいぶ盛り土などもしないと幹線道路建設はムリと思うほど急峻。

更地。蛇口がぶら下がってる。

20100127_109.jpg

ちょっと歩いて角を入ると、蛇行する川跡と思われる道があった。

20100127_110.jpg

遡っていくと、先ほどの荒地で行き止まり。

20100127_111.jpg

またフェンスの網目から撮る。上には山手通りが走る。

20100127_112.jpg

雪が積もればゲレンデになりそう。滑走すればフェンスに激突するだろうが。

引き返し川跡を下って行く。
もうひとつの源流からの合流部と思われるところに着いた。

20100127_113.jpg

せっかくだからもうひとつの源流のほうへ。

20100127_114.jpg

電柱のサインを頼りに進む。
この近所には刀剣博物館があるのだが、刀剣のお店もあった。

20100127_115.jpg

で、こちらが刀剣博物館。おお、こんな立派なんだ。いつか行こう。

20100127_116.jpg

その向かいには、体育系専門の予備校、体育進学センター。

20100127_117.jpg

ウチのすぐ近所にあったラーメン屋「我流」の扉に、
ここの「タイシン」というライオンのロゴが描いてあったので、
経営母体だったのだろうか。
「我流」は既に閉店し、跡には焼肉居酒屋。

ここの並びのマンションが源流ということ(前述、lotus62さんの記事を参照)。



先ほどの2つの源流の合流部まで戻り、川跡を下っていく。
(つづく)
posted by えいはち at 01:32| Comment(8) | TrackBack(1) | 行動 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
前半の画像のあたりは行ってみましたが、
本当に源流なのかどうかわからず、
しょぼしょぼと帰った記憶があります。
山手通り近辺は、なにやら工事が始まる様子ですね。
「春の小川」暗渠はその魅力がわからず、
拙blogではアップしてませんが、
これからえいはちさんがアップされるようなので、
ゆっくり拝見しながら、
その魅力を探ってみることにしようと思いました。

PS : 前の書き込みへ頂いたコメントへのお返事ですが、
「KLO」はお察しの通り「クロ」ですが、
氏名の欄にブログタイトルを入れるのもどうかと思って、
名前もつけるようにしました。(汗)
Posted by KLO @ 廃墟徒然草 at 2010年01月28日 05:07
キター河骨川!!! ご紹介ありがとうございます。
山手通り周辺、特に「ゲレンデ」あたりは見ごたえありますねー!!!
Posted by lotus62 at 2010年01月28日 12:08
廃墟徒然草さん(まだしばらくはこっちですね)、どうも。
源流とかすっかり暗渠の先輩方を頼りにしちゃっています。
なんか山手通りは永遠に工事中って感じもします。
Posted by えいはち at 2010年01月28日 12:21
ろーたすさん、どうも。
「その2」、すぐアップします。
直前にろーたすさんの記事を見直して行かなかったので、
被写体が見事にカブリまくってしまいました。
でも仕方ないですよね。あれらの見どころは外せません。
Posted by えいはち at 2010年01月28日 12:25
いえいえ、むしろカブせていただいたほうがうれしいです。えいはちさんの写真のほうが全然クオリティ高いし、自分の視点を改めて思い出させていただけますしw
いま「その2」もうれしく拝見してきました!
Posted by lotus62 at 2010年01月28日 16:04
ありがとうございます。
ちょっとこの界隈もハマる予感がします。
あと宇田川の源流とかも。
「その2」のほうをTBさせていただきました。
Posted by えいはち at 2010年01月28日 17:51
ここら辺は本当、坂というのか谷のような感じですよね
ジョギングや自転車だとかなり気合を入れるルートのひとつです
中央環状線が出来て景色が一変しましたね
Posted by おさむかな at 2010年02月01日 10:26
ホント険しいところです。
この辺りでのジョギングはカラダに負担がかかりすぎるのでは。
Posted by えいはち at 2010年02月01日 11:09
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Excerpt: 渋谷川の支流、宇田川に続いて、 その宇田川の支流である河骨川を歩いてみました。 文部省唱歌「春の小川」のモデルとなった川として有名です。 ネットで検索してみると、多くの方々がブログなどで..
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