渋谷のイメージフォーラムでやってるっていうんで行くことにした。
連日18時半から1回だけの上映。
イメージフォーラムは渋谷と言っても青山学院の近く。
前の記事の暗渠本持って、川跡辿りながら歩いていって、
気になってた表参道の風呂屋にも行こうかな、と、
風呂道具、デジカメも持って昼過ぎに出発。
甲州街道、文化女子大の隣、文化クイントビルの前、
レンガアーチのモニュメントがある玉川上水跡。

ここから南へ分水があったようで、
暗渠本60〜61ページで「玉川上水原宿村分水」として紹介されている。
執筆者は我らの頼れる先達、HONDA@東京の水さん。
この流れは、渋谷区郷土博物館での『「春の小川」の流れた街・渋谷』展の、
冊子の最終章でもじっくり紹介されているが、
名前については「渋谷川の一支流」としか書かれていない。
「代々木川」としている資料もあるようで、lotus62さんはその名で記事にされていた。
http://lotus62.cocolog-nifty.com/blog/2009/10/post-d499.html
暗渠本開いて大雑把に行程確認してたら、あらら、ミス発見。
60ページのタイトル下、「新宿区代々木」。
もちろん渋谷区が正解。これは編集部の間違いかな。
文化クイントビルから下りると、京王線の換気口がある。
玉川上水の水がここからジョボジョボ出てるさまを妄想する。

クイントビルにあるピザ屋「サルヴァトーレ・クオモ」のバイク置き場。
まだ食べたことない。食べてみたいなあ。

公務員住宅の脇の坂道を下っていく。

暗渠っぽい路地に入って抜ける。

南新宿駅に向かう。改札脇で工事中。バリアフリーのためのエレベーターみたい。
煙突は「奥の湯」のもの。
http://ei8at12so.seesaa.net/article/97430672.html

横浜・家系ラーメン「麒麟」
http://ei8at12so.seesaa.net/article/131642006.html

家系、最近よく食べてる。
ココか、すぐ近くの「らすた」か、幡ヶ谷の「武蔵家」。
通ってきた道の西側に並行してもうひとつの流れ跡がある。
そちらへ向かう。小田急に沿った路地を入っていく。
解体中の建物の敷地に池の跡が見える。

この路地が流れ跡。

入って振り返ると、小田急線をくぐる流れの痕跡。

路地をずーっと行くと行き止まり。塀の向こうは代々木小学校。

戻って、小田急線の向こうへ。
先程の痕跡の反対側を見るため、路地の奥に向かうとこんな風景。

小田急線の下の痕跡は物置にされている。

流れ跡下りを再開。寿司屋の脇。

良い雰囲気。

井戸もある。

原始人のお金かな。

少し進化したようだ。

代々木駅前から西に延びる通りに出る。
渡ってさらに進む。
(つづく)
オペラシティの本屋にありました。
代々木山谷町
http://mshoji.seesaa.net/article/88952551.html
麒麟にはそのうちに行ってみます。
イベントの件もありがとうございます。
暗渠探索にはかなり都合の良いところに住んでるって思いませんか。
最もメインの執筆者であるHONDAさんも近所みたいです。
角筈三丁目と代々木山谷町の間に代々木新町っていう細ーい町域があったようですよ。
http://mshoji.seesaa.net/article/83199979.html
今のパトワールや正春寺がそうですね。
正春寺の裏に町会の倉庫があります。
http://ei8at12so.seesaa.net/article/130958740.html
私は昭和35年に上京しました。
3年位は山手線の内側、都電13番線沿線の市谷薬王寺町に住んでいました。その間山手線の外側はどんなところだろうと想像していました。
そして始めて外側初台に住みましたが、物件を探すとき
代々木山谷町を紹介されましたが、
田舎で記憶していた山谷町が忌まわしくて、そんな住所の手紙は出せないと忌避しました。世間体を気にする父親が悲しむだろうと思ったのです。
そのくらい山谷のドヤ街は全国に鳴り響いていました。
「山谷町」と思い浮かぶのは下町のドヤ街です。
関西にも有名なドヤ街がありましたが失念しました。
でも「山」と「谷」なんで、起伏の激しいところにはありがちな地名なのかも。
この代々木の山谷に家でも建ててれば、今頃は羨ましがられてたかもしれません。
大阪は釜ヶ崎、あいりん地区っていうところでしょう。
うわ・・・致命的なミス・・・!
しかも見てみたら初台川のところも・・・!!
校正のとき、全然気がついてませんでした。
失礼しました・・・
あ、初台川も…、というか、初台川のほうは終点が渋谷区神宮前っていうのも変ですよね。DTPオペレータ、コピペしたままですね。一応僕もそんな業界にいたもんで…。