http://www.tohotheater.jp/theater/034/info/event/kurosawa.html
正直、クロサワはあんまり好きでもないのだが、
この機会に何本かはスクリーンで見ておこうと思った。
スケジュールや経済的なことを考え、3本に絞る。
一般的に人気の高そうな、「七人の侍」も「椿三十郎」も「羅生門」も「生きる」も、
そしてまだまだたくさんある未見の作品も含まず、
結局は僕の中のクロサワBEST3に落ち着いた。
「生きものの記録」、
「どですかでん」、
「乱」。
「集大成」とも言われる「乱」はともかく、あとの2本は何?って思われるかも。
そんなことはオカマイナシで、まずは1本目、「どですかでん」をこの日、見に行く。
朝9時頃、初台駅から電車に乗っていく。
神保町で三田線乗り換え、日比谷駅下車。
以前は「シャンテシネ」と言っていたが、
いつの間にか「TOHOシネマズシャンテ」となっている。

午前10時から上映。
数年前にレンタルビデオで見て以来の「どですかでん」。
うわわわわ、やっぱりコレはスゲエ…。
世界のクロサワが、なぜか作っちゃったカルトムービー。
記念すべき初のカラー作品というのに、なんじゃこれは!
と、いうわけで、やっぱり大満足。
で、詳しいことは後日、別記事で。
それも、3本全部見た後にするつもりなんで、ちょっと先になるでしょう。
それと、
本編上映前のショートフィルムで物凄く喰い付かされたモノがあるのだが、
(ホント、驚いた!)
それもまた別ネタで。
そのショートフィルムのことをスタッフに尋ねていて、
終了後もだいぶ劇場内に留まっていたのだが、
なんとか手がかりを得たので、出る。
まだ1時前のランチタイム。
日比谷シャンテにひとりで映画だと、メシはたいていココ。
すぐ脇、ガード沿いの道の角の中華屋。

餃子3個と小ライスがつく麺定食820円がランチタイムサービスで50円引き。
味噌ラーメン定食。時代に流されず、普通でいいねえ。
食った、食った。
日比谷公園に向かう。
歴史ある三信ビルディングが取り壊されたことは聴いていた。
跡地は「日比谷パティオ」とかいうスペースに。

久々の日比谷公園。
今まであまり気にしてなかったけど、
この心字池が濠を偲ぶものだとか、石垣も日比谷見附の跡とか、
興味深い。

どこかに桜はないかなとぷらぷら歩く。
あった、けど、工事やってる。

工事現場越えていくと、結構立ち並んでいる。

この日は天気良く、暖か。
新緑も良いねえ。

桜田門の警視庁と一緒に。「特命係の杉下です」

もうひとつの池の畔。


「野音」入口の一本。

公園を出れば霞ヶ関駅。
丸の内線で新宿へ。
中央公園通って帰る。

十二社通りのampmに寄ってみた。
3月で廃業した高橋商店の納豆、もうないだろうな。
http://ei8at12so.seesaa.net/article/144797522.html
高橋商店の納豆の置いてあったところを見ると、

上の記事でも紹介した、引き継いでくれた墨田区の太平納豆の商品が置いてあった。
やっぱり泣かせるねえ〜。
そのうち買おう。
で、現在の高橋商店跡。

看板はもちろん、エアコンの室外機も外されている。
やっぱり建て替えちゃうのかな。
「十二社商店親睦会案内図」。このうち何軒が今残っているのだろうか。

ここから数歩で帰宅。





昨日、うちのビルの自転車置き場に自転車を置きに行ったのね、
自転車置き場は、しけた入口通って釜場を通るのよ。
そこのしけた釜場で廃材を燃やして風呂焚きをしていたのでこれは絵になるなと思って、そこにいたしけた親父に写真撮っていいですかと聞いたら、無愛想にダメだと言うの。
親父さん、どんな風貌の方だったんでしょうか。
この日見た映画の出演者の中に似た人がいれば、関係ある話になるかな。
伴淳三郎、三波伸介、芥川比呂志、井川比佐志、田中邦衛、松村達雄…、いかがでしょう。意外と黒澤明、似とか。
淳様ごめん