ちょっと行くと、去年歩いた時には工事中で迂回しなければならなかった都営住宅の辺り。
http://ei8at12so.seesaa.net/article/116584931.html
歩けるようになっていた。

面白いカエルがいるなあと思ったら、あまりにもベタなネーミング。

その先、工事はまだ続いていた。

この工事区間に「遊び場」がひとつあるようなのだが、残念!
(杉並区の「遊び場」についての記事 by namaさん)
http://kaeru.moe-nifty.com/ankyo/2010/02/post-439c.html
http://kaeru.moe-nifty.com/ankyo/2010/04/post-776b.html
工事終了を待つしかないようだ。
迂回して、川沿いに戻る。桜のトンネル。

和泉熊野神社に到着。

(クリックで拡大)

木製の鳥居と神々しい木立。

さて、参拝しよう。
しかし、うおお、手水がない!

まあ、熊野の神様がそれでもいいよって仰るんだったら、いいか。
「もろともに塵にまじはる神なれば手の汚れもなにかくるしき」
(紀州の熊野権現が和泉式部の夢の中で読んだ返歌をちょっと改変)
お、和泉式部? 杉並区和泉…。まあ、これはたまたまだね。
拝殿。いい雰囲気。

心静かに参拝。十二社から参りましたよー。
善福寺川沿いにも尾崎熊野神社というのがあるので、近々参ろう。
神社西側から出ると、道を挟んでお寺の入口がある。
やはりかつては別当寺だったのだろうか。真言宗・龍光寺。
前記事の不動院に続いての真言宗のお寺。
再び、弘法大師のマントラを唱える。南無大師遍照金剛。

四国八十八箇所を模した「和泉霊場」があるようだ。
入れるのは土日祝日のみということ。

「霊場」を隙間から覗くとこんな感じ。

いつかホントのお遍路にも行きたい、石鎚山にも登りたい、けど、
当分無理そうなので、そのうちココとかも行っておこうかな。
他にもこの手の簡易八十八箇所っていろんなところで目にする。高尾山とか。
参詣を済ませ、神田川沿いに戻る。
井の頭通りがすぐそこ。

この水道管が以前から気になってる。

行き着くのは和泉給水所であろうが、
「上流」のほうにはなぜか妙な空間が残されている。

「水道用地」のようだ。マンホールの入口とかいろいろ置いてある。

「水道用地」にはかなり萌える。

たいていフェンスに囲まれ、関係者以外立ち入り禁止、
植物が好き勝手に育つ中に、部外者には用途がわからない施設がチラチラと見える。
そして否が応でも感じる水の気配。
井の頭通り沿いのココは自転車やバスで何度も通り、
水の気配を察知していた所。
坂がキツイけど、自転車で走ると気持ちイイ!
「用地」の先は東京都水道局西部支所。

井の頭通りをずーっと行き吉祥寺を過ぎれば、境浄水場に至る。
しばし歩き、永福町駅からは井の頭線沿い。
京王バスの永福車庫を裏から。

隣の西永福を越え、次の浜田山駅のちょっと手前、
浜の湯に到着。
オープン時刻の午後4時にほぼピッタリ。
立派な造り。

入って正面のコレは傘入れなんだよねー。
レトロ銭湯にはよくあるが、最初用途が分からなかった。

さて、この銭湯、外観から、
昭和30年代ぐらいにタイムスリップできるかなー、なんて期待したが、
結構マメにリフォームとかしてるみたい。
脱衣所の番台や格子天井には歴史を感じるが、
ロッカーは銭湯では極めて珍しい(スーパー銭湯では多い)100円返却式。
で、SONYのスピーカーからはイージーリスニングっぽいBGMが流れる。
風呂場のほうは、富士山のペンキ絵こそあるが、壁のタイルなどずいぶんキレイ。
窓はアルミサッシ。
昭和っぽさは漂うが、30年代ではなく50年代くらいの感覚。
この街の現役の風呂屋としてお客の意向を汲み取ってやってきた結果なのだろうと、
ある意味納得。
風呂上り、すぐ近くの浜田山駅から電車乗って帰る。
写真の場所、だいたい判りますが、八十八箇所だけはわかりませんでした。
今度、行ってみます。(お寺の中まではあまり踏み入れないですからね)
善福寺川沿いの熊野神社といえば、済美教育センター前(堀ノ内2丁目)にもあります。熊野神社巡りをされるのでしたら、是非どうぞ。
そうそう、善福寺川沿いの熊野神社、
確かもうひとつあったはずだなあって気になってました。
善福寺川沿い社寺巡りもやってみましょう。
無くなっていないといいです。
しかし水道用地はかなり良さそうですね。
この辺り、水道用地多いんですよね。
和泉&和田堀給水所とか明大の脇とか。
もうちょっと探検してみます。
武蔵野市の境浄水場から和田掘給水所へ導水菅があり、井の頭通りの下を通っています。
そのため、井の頭通りの別名を水道道路と言います。
(和泉の東、甲州街道の北にも水道道路がありますが、それとは別物です)
神田川を渡る水道管は、それが地上に顔を出しているのではないかと思います。
あと、明大の脇って甲州街道沿いのことでしょうか。それでしたら、あちらは玉川上水の跡です。
明大の脇、「水道用地」って刻まれた杭がありますね。
正門右手にある路地の行き止まりにも「水道用地」があります。
http://ei8at12so.sakura.ne.jp/2008/07/1317.html
このシリーズ、そろそろ再開しなければ…。
杉並の銭湯、減ってますか。
一戸建てが多い感じがするので、そうなっちゃいますかね。
あと、美しの湯もありますし(今から行きます)。