というのが、もう十数年前から恒例行事になっていたのだが、
ここ数年は他のところ行っちゃったりで、ご無沙汰していた。
思い返してみると、2007年に自転車持って久里浜に行ってはいるが、
http://ei8at12so.seesaa.net/article/52813309.html
すぐに房総・金谷行きフェリーに乗っちゃったので、
三浦半島での物見遊山は2005年、城ヶ島まで遡る。
ブログ始める前のことだが、写真引っ張り出して、記事にしてある。
http://ei8at12so.seesaa.net/article/53895562.html
で、この年にも久里浜からフェリーで金谷に渡っている。
http://ei8at12so.seesaa.net/article/53770018.html
異常に元気だったんだなあ。
過去その他に三浦半島で行ったところは、
油壺、剱崎、三浦海岸、津久井浜、武山、浦賀、観音崎、猿島とか。
今年は猿島を再訪しようと決めていた。
昔の写真引っ張り出して記事にもしていたので。
http://ei8at12so.seesaa.net/article/139215322.html
で、可能な限り中身の濃い1日にしたかったので、
観音崎も合わせたプランを組んでみた。
早朝、7時にウチを出る。新宿駅から山手線で品川へ。
朝食に、品川エキナカの蕎麦屋で290円のざるそば。
京急の窓口で「三浦半島1DAYきっぷ」(1900円)購入。
フリー区間内の京急電車と主な路線の京急バスが乗り放題。
しかし今回のプランでは電車は品川〜横須賀中央の往復のみ、
バスは3回乗るだけで、運賃をざっと計算したところ2100円くらい。
一応、元はとれるがオトク感はイマイチ。ただ、いろいろ特典がついている。
特急電車に乗って、他のオトクキップが載ってるチラシを見てたら、
しまった〜!
「よこすかグルメきっぷ」なんていうのがあるではないか。
品川から1980円だが、食事券付き!
食事券が使えるのは横須賀バーガーか海軍カレーのお店の指定メニューのみだが、
昼飯はそんな感じで済ませるつもりだったし、それでも1000円以上は予定していた。
こっちのほうが全然オトクだった。リサーチ不足だった〜。うう…。
横須賀中央駅到着。
窓口で「よこすかグルメきっぷ」に交換できないか、ダメモトで訊いてみたら、
やっぱりダメだった。そりゃそうだ。
気を取り直して、横須賀の町を闊歩していく。
ちょっと独特の雰囲気のアーケード街。


神奈川ローカルの百貨店、さいか屋の脇の道を入っていく。
きになるお店の気になる装飾。

横須賀街道を渡って、三笠公園に向かう。
やっぱり口ずさんでしまう、クレイジーケンバンドの「タイガー&ドラゴン」。
♪そのままドン突きのぉ〜三笠公園でぇ〜♪
歌詞をよく知らないので鼻歌混じり。
♪俺の話を聞けぇ〜5分だけでもいいぃ〜♪
そんなこんなで、猿島航路の船着場へ。
キップ買う。往復正規料金1200円のところ、
「三浦半島1DAYきっぷ」提示で10%オフの1080円。
9時半発の便を待つ。
人がいっぱい。バーベキュー道具とか大荷物持ったグループも多数。
猿島の歴史年表が掲示してある(クリックで拡大)。

1993年に立入禁止になってたんだね。で、1995年に航路再開。
僕が以前行ったのは、写真が保存してあったフォルダ名から判ったのだが、
1999年だったらしい。
この年、他にも、江ノ島やら笠森観音やら養老渓谷やらいろいろ行ってる。
そういえば、この年の7月に人類滅亡するはずだったねえ。
それはともかく、2007年に「都市公園、猿島誕生」なんて書いてある。
ということは以前行ったときからだいぶ整備が進んだってことかな。
先月、lotusさんが行かれたそうだが、
http://lotus62.cocolog-nifty.com/blog/2010/08/post-60a2.html
大混雑だとか、コスプレ集団もいるだとか、
かなりメジャーなスポットになっちゃったのかな。
昔はいかにも「穴場」って感じだったが。
満員の船に乗って猿島到着。
桟橋とかお店とか、新しく立派になってるような気もするが、記憶は曖昧。
ビーチは素通り。島の奥へと向かう。
お店の脇にある、明治中期建造の発電所。今も現役で稼働中。

切り通しの道を行く。

おお、この木!

昔も撮っていた。ネットはなかった。

さらに進むと、要塞跡。



ちょっと横道に入って、登っていくと、「展望広場」。

奥の展望台はボロボロで危険ということで立入禁止になっていた。
昔は上れた。そのとき上から撮った写真。

要塞とは関係ない、新たな廃墟ってことになるかな。

さらに奥へ。巨大なサークル出現。
砲台跡。

こちらも。

まだある。

木も生えちゃってる。

こんな「お願い」も。

島の最も奥、「日蓮洞穴」のある岩場に下りていく。

潮風に吹かれながら、海を眺める。

あー、やっぱりこの感じだよなあ。
葛西臨海公園とか大森ふるさとの浜辺公園とは違うねえ。
釣りする人、シュノーケリングする親子。

しばし、ぼーっとした後、行動再開。
さらにまだまだ要塞跡を探索。
(つづく)