ホントは馬堀自然教育園近くにもうひとつ気になるところがあった。
「馬堀」の地名の由来と関わりが深い、馬頭観音と「蹄の井」跡。
こちらのページに詳しく載っている。
http://www2.plala.or.jp/outdoorgallery/sub5-02.htm
水との関わりもありそうなので興味わいた。
水と言えば、観音崎まで行く途中に走水(はしりみず)というところがあり、
横須賀市水道局の水源地となっていて、明治期の施設も残っている。
先のサイトのこちらのページに詳しい。
http://www2.plala.or.jp/outdoorgallery/sub4-01.htm
走水神社とその周りの集落も寄ってみたかったが、
スケジュールも暑さも厳しいので今回は見送り。
観音崎に到着。岩場に向かう。


足を浸すのにちょうどいい小さな入り江を見つけ、
ぼーっと海を眺める。

浦賀水道を行き交う船。
対岸の京葉工業地帯のコンビナート。
かなり近くに見える島のようなところは第二海堡かな。
観音崎公園の散策を始める。
権現洞。

灯台へと、登っていく。

灯台。見学は有料。小銭がなかったのでパス。

すぐ脇、スゴイ切り通し。

ぷらぷら歩く。
あちこちに軍の遺構。





海の見晴らし台。
久里浜の発電所が見える。

さらに歩く。
園路に橋。架かっているのは自然の谷ではなく、切り通し。

傍らにあった説明を読むと、明治期、軍の資材運搬のため開かれたようで、
現在は使われておらず、植物が繁茂し、落ち葉が堆積。
こんな門柱跡も。

埋められたトンネル跡。

広々したところに出る。横須賀美術館。

以前来たときにはなかった。2007年開館。
屋上の入口から入る。

企画展「ブルーノ・ムナーリ展」のきっぷ買う。
ココも「三浦半島1DAYきっぷ」提示で特典アリ。
700円のところ、20%オフで560円。
企画展、所蔵品展、別館の谷内六郎(週刊新潮の表紙絵)と見て進む。
オーシャンビューの立地でアートを堪能。建築もカッコイイ。





すぐ近くの京急観音崎ホテルの海側に板張りの遊歩道、ボードウォークが整備されている。
黄昏時の散歩。

最後は京急ホテル付属のお風呂、SPASSOへ。

名前は「SPA Sea Side Ofuro」の略らしい。
最後の「Ofuro」のムリヤリ感が可笑しいね。
ココも「三浦半島1DAYきっぷ」提示で10%オフ。
1400円(平日)なので1260円なのだが、ココではそれは使わない。
もっとオトクなことがあって、横須賀美術館とココと、
あと観音崎自然博物館も加えた3箇所で相互割引というのをやっていて、
他2箇所どっちかの半券を提示すればSPASSOはなんと400円引きになるのだ。
ちなみに横須賀美術館と観音崎自然博物館の割引額は、
「三浦半島1DAYきっぷ」提示でも3箇所相互割引でも同額。
SPASSOだけがなぜか余計にオトクになっている。
というわけで、横須賀美術館の半券提示し、1000円で入場。
だいぶ安く入ることができたが、天然温泉ではないので、
ちょっと高いかなとも思いつつ、風呂へ。
ココも最近出来たらしく、ピッカピカだけど、
普段行ってるスーパー銭湯と比べて、設備的にはそう変わらない。
むしろちょっとこじんまりした感じ。
しかし、露天風呂からのオーシャンビューは素晴らしい。
強気の値段設定にも充分納得。
そして、先にちょっと触れた走水の湧水を使っているということ。
「温泉」ではないものの、ミネラル豊富らしくいい感触。
だんだん暗くなっていく空の下、海と、対岸の灯台の灯りなど眺め、やがて星空。
デッキチェアに寝転び、火照ったカラダに潮風が心地よい。至福のときだ〜。
近くのバス停から横須賀行きに乗り、横須賀中央駅で下車。
せっかく海に来たのだから、最後にちょっと海の幸を。
駅前、モアーズシティ内の回転寿司「魚勝とと寿し」へ。
「安くて美味しい」との評判だったが、正直、安くはなかったなあ。
慎重に選び、抑え目に注文して、なんとか2000円ほどで済ます。
快速特急で品川まで。
帰宅は夜11時ちょっと前。
というわけで、横須賀1DAYトリップ終了。
久々の豪遊。
しばらくはおとなしくしてなくっちゃいけないかな。
横須賀からはちょっと先になりますが、松輪の間口漁港へもサバを食べに行きたいんですよね。
8月下旬から松輪サバのシーズンだそうです。
漁協直営食堂のエナ・ビレッジでも松輪サバの定食は2500円くらいするらしくちょっと躊躇しちゃうんですが、松輪の民宿(1泊2食8000円弱)の夕食で出るなら、丘陵地帯の畑から見下ろす東京湾と、対岸の房総の山を一日楽しみながら、…と思っているんですが、情報が乏しくて。
スイカ畑しかない丘陵地帯、あのあたりの風景は大好きなんですが、ホントなんにもないんですよねー。
サバ好きですが、2500円はキツイですね。でもブランドものならそのくらいの価値はあるんじゃないでしょうか。
海の幸をリーズナブルに味わうなら、三浦より房総だと、今までの経験ではそう思っています。