2010年10月21日

西新宿6丁目レクイエム、再び

3年半ほど前の記事「西新宿6丁目レクイエム」。
http://ei8at12so.seesaa.net/article/33657607.html
バブル期に中途半端な地上げをされ、
空き地の中に歯抜けのように古い家が残り、
何年も荒涼とした風景のままであった一角。
巨大マンションの建設が始まり、もうその光景も見納めとなる頃のこと。

その後、2棟の44階建てマンションが建つのだが、
ちょうどその谷間にまだ古い家並が残る一角があった。
久々に見に行ってみると、いよいよ消失が始まるようだった。

既に人は立ち退いたらしく、敷地をフェンスで囲まれていたり、
窓や戸には板が打ち付けられている家がほとんど。

20101017b_07.jpg

20101017b_08.jpg

ココはだいぶ前からこんな状態だったが。

20101017b_09.jpg

印象深い緑の家も板で囲まれていた。
背後にはラ・トゥール新宿のピカピカの外壁と、それに映るコンシェリア西新宿。

20101017b_10.jpg

比較的新しい物件も立ち退き済み。

20101017b_11.jpg

こちらも新しく、しかもかなりデカイ物件。
玄関に移転通知。ラ・トゥールに入居されたようだ。

20101017b_12.jpg

旧町名「淀橋」の表示が残っていた辺り。

20101017b_13.jpg

「ちい散歩」にも出ていた武道具店の周りもまったく人の気配はない。

20101017b_14.jpg

2つの44階建て。右、ラ・トゥール新宿、左、コンシェリア西新宿。

20101017b_15.jpg

てっぺんまで撮ろうとすると、谷間の町並みは写らない。
そこにもうひとつ、高いビルでも建つのだろうか。
いずれにせよ、また町が消えて行く。

「写真館」より。
6丁目、先に消失した辺り。
http://ei8at12so.sakura.ne.jp/2007/06/103.html
これから消失する一角、3年前。
http://ei8at12so.sakura.ne.jp/2007/06/104.html
「ちい散歩」関連記事、3連続。
http://ei8at12so.seesaa.net/article/143251798.html
http://ei8at12so.seesaa.net/article/143305131.html
http://ei8at12so.seesaa.net/article/143333344.html
posted by えいはち at 16:28| Comment(6) | TrackBack(0) | 近所・日常 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
数日前、ふと思い立って『三文役者』という映画を見直しました。
ご存知かもしれませんが、俳優 殿山泰司の伝記映画でして、竹中直人の怪演と、ドラマとドキュメンタリーの間を行ったり来たりする演出が妙に面白い映画です。
ロケに使われているのが北新宿。すでに消失したアパート界隈。(おそらく住民の立ち退き後に撮影されている)
それを見ながら、「こんなふうに最後の姿が映画に残った建物はまだ幸せだよなあ」なんて思ったところでした。
西新宿もいよいよ最後なんですねえ。
Posted by 庵魚堂 at 2010年10月21日 19:10
「三文役者」、気になります。
殿山泰司みたいな役者、なぜか好きなんですよね〜。
ちなみに今、一番好きな役者は岸部一徳です。
北新宿ロケなんて、いいですね。
>最後の姿が映画に残った建物
これ、今の新国立劇場のところ、東京工業試験所の廃墟思い出します。
いろんな映画に出てるみたいなんで、「出演作リスト」があるといいんですが。
未確認なんですが、今まで見た映画では「海と毒薬」、「ロビンソンの庭」がそうかなと。
西新宿6丁目はSooner or Later、消失したでしょう。
もっと早くに消失するはずだった5丁目、けやき橋商店会が残ってるのはSimple Twist of Fateでしょうか(なぜかDylanネタ2つ投入)。
Posted by えいはち at 2010年10月22日 12:01
ををを。
先週、ディランをまとめて50枚くらいiTunesに取り込みましてね、ちょっと食傷気味になりながら一気に聴いている(というか流している)ところだったりします。
ジョンレノンからのつながり、そして友部正人からのつながりでディランに辿り着いた、にわかファンですけど。

東京工業試験所。いろんな映画に使われてましたよねえ。でもいざ思い出そうとするとなかなか出てこない。
「マルサの女」が最初に勤務してた税務署(大滝秀治さんが上司)がここじゃなかったかしら。たしか続編でも使われてた気がします。
どうでもいいことですけど、この続編で、私の東京観みたいなものがだいぶ変わりました。
Posted by 庵魚堂 at 2010年10月22日 19:56
と、と、友部正人。にわかだなんて。
「マルサの女」もそうだったんですか。
続編「マルサの女2」は、まさにココ西新宿6丁目の有様にインスパイアされたのでは、と思っています。
庵魚堂さんの変えられた東京観、気になりますね〜。ぜひ記事にでもしていただきたいです。
ちなみに、この作品にチンピラ役で出ていた不破万作さんは、高井戸・美しの湯でよくお見かけします。
Posted by えいはち at 2010年10月23日 02:28
淀橋の旧町名表示は私も以前撮った記憶があります。
武道具店のある風景、テープで貼られたポストが印象深いですね。
1枚目2枚目のようなひっそりした風景も
そろそろ見納めですか。
もう一度見に行きたくなりましたが、果たして間に合うかどうか。。
Posted by igu-kun at 2010年10月23日 22:33
あの「淀橋」のプレートは記憶に残りますね。
ぜひ最後の姿を撮影しに来て頂きたいと思います。
Posted by えいはち at 2010年10月24日 00:46
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバック
※コメント、トラックバックは承認制です。表示まで時間がかかりますので、お待ち願います。

お帰りの際はどれかクリックお願いします。

ブログランキング・にほんブログ村へ

にほんブログ村 地域生活ブログへ
にほんブログ村 地域生活ブログ 東京情報へ

にほんブログ村 写真ブログへ
にほんブログ村 写真ブログ 建物・街写真へ

にほんブログ村 グルメブログへ
にほんブログ村 グルメブログ カレーへ
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。