2006年10月10日

プール遍歴

プール通いを始めたのは、愛車購入とほぼ同時。2004年の夏。
自転車の他にも少しカラダを動かそうと思ってのこと。

始めに通ったのは、
国立代々木競技場「インドア50」

丹下健三全盛期の傑作建築の片隅。

ウチからだと、十二社通りから甲州街道を横断して西参道、参宮橋を過ぎ、
代々木公園を西門から入って中を突っ切り、NHKの前、
たくさんのストリートミュージシャンを眺めながら通って行く、
楽しい道のりであった。

水泳なんて高校の体育の授業以来、四半世紀ぶりだったので、
完全に泳ぎ方忘れていた。
しかたなく水中ウォーキングをやってみたが、これが以外と楽しい。
浮力で体重が気にならない。水の抵抗が適度な負荷になる。
それから毎週通い、50mプールを歩き、途中時々泳ぎの練習。10mも泳げない。
ウォーキングができるのは「自由コース」。
隣は「完泳コース」。そこで50mを泳ぎきる人達を見ながら、
凄いなあ、いつかこのコースで泳げる日が来るのだろうか、って思ってた。
(今考えると笑ってしまう)

やがて50mの半分くらい泳げるようになり、
徐々に距離を伸ばしていき、ついに50m完泳。
さらに通い続け、100m、200m、500m…、
ここのプールでは800mくらいは一気に行けるようになり、
休憩を挟みながら2000mくらい泳ぐようになっていた。
おかげでダイエットも成功(水泳だけで痩せたわけではないが)。

夏場は隣接する中庭で日光浴もできたので、そのためだけに来る人も多かった。
モッコリビキニパンツでプールサイドと中庭をただ歩き廻る筋肉男とか。
他にもなぜかここには面白い人がいろいろいた。
一人でシンクロの真似事してるおじさん。
マツケンサンバの振り付けで水中ウォーキングするおじさん。
10分以上準備運動続ける爺さん、などなど。
時々、シャラポワ似のブロンド美女も。
1日550円で時間制限なしというのも嬉しかった。

ところが2006年3月いっぱいで、一般公開は終了してしまった。
理由は、オープン時は巷に他にプールなどあまりなかったが、
今はたくさんあるから、利用者も減ってきたので、もうよそに行けということ。
40年以上の歴史があるのに、よりによってなんだって僕が通い始めて1年半で?
国立なのに健康増進法の趣旨に反することしやがって。

そこで次に通おうと思ったのは、
東京体育館屋内プール

確かに代々木の他にもプールはたくさんあるが、50mとなると限られてくる。
最初に50mに慣れちゃうと、25mだとなんか物足りない。
代々木以外で通える50mプールはここしかない。

ここは最深部水深が2m以上。
スタート地点は浅いのだが50m行った向こうは足がつかない。
行ったら帰ってくるしかなく、最低でも100m泳ぎきれないと具合が悪い。

代々木でしっかり泳げるようになってからは、たまにこちらにも行ってみた。
深いということは水の量が多いということで、
そのせいか水温がちょっと低いのが気になって、いまいちなじめなかった。

料金は当初1日600円、時間制限なしで、あまり代々木と変わらないと思ったが、
2006年6月から、管理運営に民間が参入してリニューアル、
ICタグキーのロッカーやお風呂が出来たのだが、その時から、
2時間で600円になってしまった。時間制限されるとなんか割高に感じる。

そんなわけでここは、今もたまに行くことはあるが、新たなホームになるまでには至らず。

結局しばらく通ったのはこっち。
国立オリンピック記念青少年総合センター

実は、代々木競技場に通ってる間は、毎回前を素通りしていた。
ここのプールは25mで2時間だが260円という安さ。
しばらく通ううちに25mも時間制限も気にならなくなった。

代々木公園に隣接しているこのセンターは、まるで大学のキャンパスのような感じ。
新たなキャンパスライフの始まりだ、とか思いながら通っていた。
高台にある建物の3階にプールがあるため眺望が良く気持ちいい。
しかし利用は団体が優先されるため、
個人利用者は1コースに押し込められることがしばしば。
特に夏からはかなり混雑することが多かったので、だんだん足が遠のいていった。

そして現在おもに通っているのが、
渋谷区立中幡小学校温水プール

25mで2時間400円。
結局調べてみるとここが一番ウチから近かったのであった。
いつも適当に空いててのびのび泳げる。
今では1000〜2000mを一気に泳ぎ、トータルでは3000m以上行く。
心地よい疲労のあとは、近くに4軒ある風呂屋のどれかに直行!

   * * *

その他、スポット利用したところ。

東京辰巳国際水泳場

先日行った(9月30日の行動 その1 辰巳)。
1日600円、時間制限なし。
メインプール、サブプールとも50m。
競技会や団体の利用が中心で、一般公開日は少ない。
ロッカーは暗証番号設定するタイプだけど、壊れてるものもチラホラ。
立派な外観の割には中身は貧相な感じがする。

BumB 東京スポーツ文化館

夢の島公園内の東京都立夢の島総合体育館が閉鎖後、
民間(第三セクター?)の運営で再生。
1日300円、時間制限なし。
25mプールと子供用プール、ウォータースライダー(夏季のみ)もある。
隣が清掃工場なので燃料が無尽蔵のせいか水がかなり温かい。
今年の元日、どこかやっているプールはないかと探したら、
ここがやっていたので、ウチから自転車乗っていった。
宿泊、食事もできる総合施設。

江東区有明スポーツセンター

先月の初め、晴海〜豊洲経由で自転車乗っていった。
(9月16日の行動とほとんどダブってるコースだが、別の日)
2時間300円。
ロッカーはコイン式(10円)だが、珍しく使用後の返却なしなので注意。
僕は帽子を入れ忘れて10円余計に使った。
25mプール、子供用プール、ウォータースライダー。
ジャグジーもある。カマボコ状の丸屋根は開閉式。眺望良し。
隣の体育館棟の最上階には有明テニスの森を見降ろすシーフードレストランがある。
泳いで空腹ってこともあったが、ペスカトーレがなかなか美味であった。

渋谷区スポーツセンター

ある日曜の午前、中幡小学校プールに行ってみると、
その時間は幼児優先タイムで水深70cmとのこと。
それじゃ泳げないなと思い、こちらへ。
2時間400円、25mプール。
中幡小学校に比べるとロッカールームなど古びたかんじ。
その日は途中で団体利用がプール半分を占めてしまい、
泳ぎづらかったので早めに退散。

杉並区立杉並第十小学校温水プール

蚕糸の森公園に隣接している。丸の内線東高円寺駅そば。
自転車の場合は、受付にある駐輪券を持っていけば、
駅の自転車置き場を無料で利用できる。
1時間250円、2時間だと500円というのは割高。
25mプールと、ホントにちっちゃい子供プールがある。
ロッカールームやシャワーの薄汚さには閉口。

杉並区和田堀公園プール

屋外プールなので夏季のみ営業。
今年の夏に善福寺川に沿った道をサイクリングしながら行ってみた。
大宮八幡宮に隣接していて、周りは緑豊か。
2時間400円。50mプールをメインに25m、幼児用もあり。
他のプールと違い、屋外ということでレジャー施設の色合いが強く、
公営には珍しく水泳帽の着用義務もない。水泳が目的だと利用しにくい。
50mプールは真ん中の1コースのみが完泳コースでしかも一方通行。
泳ぎきったら、その両脇の水遊びエリアを、
人にぶつかったりしないよう注意深く泳ぎながらスタート位置まで戻ることになる。
他のプールではありえないが、完泳コースで途中で足をついてしまう人がやたら多い。
普段プールに行ってない人が50mにチャレンジするも途中で力尽きるのであろう。
ここのロッカーも薄汚いが、雰囲気が海の家っぽいので違和感がなくあまり気にならない。

にほんブログ村 地域生活ブログ 東京情報へ

【関連する記事】
posted by えいはち at 15:45| Comment(0) | TrackBack(0) | プール | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバック
※コメント、トラックバックは承認制です。表示まで時間がかかりますので、お待ち願います。

お帰りの際はどれかクリックお願いします。

ブログランキング・にほんブログ村へ

にほんブログ村 地域生活ブログへ
にほんブログ村 地域生活ブログ 東京情報へ

にほんブログ村 写真ブログへ
にほんブログ村 写真ブログ 建物・街写真へ

にほんブログ村 グルメブログへ
にほんブログ村 グルメブログ カレーへ
×

この広告は90日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。