睡眠時無呼吸症候群。
数年前、新幹線の運転手の走行中の居眠りで世間に知られるようになった病気。
ガーガーイビキかいてるなと思ったら急に静かになる。
寝てる間に気道が弛緩して息が止まるのだ。数十秒〜1分以上そのままになり、
死んだか? と思われるほど。そして大イビキとともに呼吸再開。
本人は寝てるからまったく気がつかないが、一晩で何度も何度も起こる。
それで長い時間寝たつもりなのに、深い睡眠が取れてないために睡眠不足。
昼間、突然眠気に襲われる。仕事も手につかない。こいつも肥満が大きな原因。
2005年、春、ダイエット開始とほぼ同時期に専門医の治療を受けることにした。
その専門医院はなんとわが町、十二社にあるのであった。
駒ヶ嶺医院 睡眠呼吸センター
この医院には風邪ひいたときに行ったこともある。ホントに近所。
まるでこの病気になることが運命だったような…。
まず予約をして、終夜睡眠検査を受ける。
医院に一晩泊まり、センサーをいろんなところにペタペタ貼られ、寝る。
約2週間後、結果が出た。ズバリ、重症。
治療法としては痩せるしかないのだが、すぐにはムリ。
そこで対症療法としてCPAP(シーパップ)という機械を使う。
鼻マスクを通じて一定の圧力の空気を送り込み、気道が塞がるのを防ぐ。
適正な圧力の強さは個々人で違うため、その判定のためもう一度終夜検査。
またセンサーだらけになり、実際にCPAPを装着して寝る。
寝てる間に圧力を変化させ、脳波などを見て、最も快適に眠れていた圧力を判定。
そして、その圧力に設定されたCPAP一式をレンタルされる。
その後は月1回通院し、医師に状態を報告。
保険が適用され毎月5000円弱。
その前の終夜検査は1回4万円強×2回。
CPAPを持ち帰り、初めて使って寝て、翌朝起きたときは本当に驚いた。
こんなにグッスリと眠れ、スッキリと目覚めたのは何年ぶりだったろう。
本当に熟睡できるため5時間も眠ればシャキーンと起きられる。
この病気を抱えてる人は、ダイエットと並行してCPAP治療も行ったほうが絶対良い。
無呼吸は脂肪燃焼の妨げにもなる。それを防ぐことでダイエットの効率も上がるはず。
* * *
さて、サプリメントのモニターとして始めたダイエットについての続き。
モニター中にやらなければならなかったことをもう一度。
・食事の前にサプリメントを飲む。
・1日4回(起床直後/朝食後/夕食後/就寝直前)体重をはかり、グラフにつける。
・食事のときは1口30回噛む。
サプリメントはキチンと飲み続けた。
サプリメントの内容について詳しくは次回。
1日4回の体重測定とグラフもキチンと行った。
開始当初の1週間はこんな感じ。
(普通に服着て量ってたんでMAXで88kgくらいになってるが)

起床直後が最も軽く、夕食後が最も重くなり、その差は2kg近い時も。
そのパターンを維持しながらも徐々に落ちているのがわかる。
それと、1口30回の咀嚼。
簡単そうだがこれが意外と苦労した。
多めに頬張ったり、ご飯は海苔と一緒に食べたり、
工夫しながら徐々に普通にできるようになった。
これを習慣にすることにより確実に食べる量が減ったはず。
食事の途中で満腹感を覚えることもしばしば。オカワリも夜食も不要になった。
食べるものについてはこの時点ではあまり深く考えていなかった。
脂っこいもの、高カロリーなものも気にせず食べていたと思う。
運動は週2回ほどのプール通い。
これは「プール遍歴」で書いたように難なく続けられた。
結局、苦しいとか辛いとか思うことは一度もなかった。
そんなこんなでモニター期間3ヶ月終了。
その結果は次回。





もしや・・・と思って検査したら1時間に30回以上の無呼吸。
太っているわけではないのですが、内臓脂肪と骨格にも関係あると
言われました。何しろ、ぐっすり眠りたい。
「えいはち」さんのようにC-PAPとさよならできるよう、がんばります!
詳しくは、私のブログへどうぞ。