お盆で多少のんびりできそうなので、久しぶりに借りてみようと思った。
以前利用していたビデオ屋さんに行っても、
きっと更新とかしなくちゃいけないので、面倒そう。
CMでやってる、
「ネットで借りて自宅に届きポストで返却♪」のDMMを利用してみた。
単品レンタル8泊9日で旧作通常480円が、
たまたま180円とか280円になっていたホラーばっかり3本。
ホラー映画は好きなほうで、機会があれば見たいのだが、
なかなか納得できる作品にはめぐりあえない。
と、言うのも最初に気に入った作品が、フリードキン監督の「エクソシスト」。
この時、ホラー云々ではなく、映画の芸術性そのものに目覚めてしまったようで、
それからというもの、ホラーにも高い芸術性を求めてしまうように。
お化け屋敷的な怖がらせるだけの作品は好まず、
内面からジワジワと、大脳旧皮質に訴えるような恐怖を感じさせてくれて、
宗教的、民俗学的要素も織り込んでくれて、耽美主義的映像なら、なお良い。
そんな作品、滅多にないが。
* * *
「ノロイ」
ヨソのウチでWOWOWでやってたのを後半だけ見たことがあり、
気になってた映画。ドキュメンタリーという体裁で作られている。
怪奇・心霊専門のドキュメンタリー作家が最新ビデオ作品の完成直後、謎の失踪。
作家の自宅は全焼し、焼け跡からは妻の遺体。
その後、ビデオの出版元に、行方不明の作家から小包が届く…。
全編見たのは今回が初めて。
明らかに「ブレアウイッチプロジェクト」にインスパイアされたものと思われ、
「ブレアウイッチ」同様、ドキュメンタリーだったとしたら、
こんな状況でカメラ回してるのは現実味に欠ける、という部分があったり、
いろいろツッコミどころはあるだろうが、これはなかなか気に入った。
近代の論理の下で眠っていた、邪悪なカミの蠢動が始まっていく。
現在はダム湖に沈んだ、奇祭を伝承していた村が重要なモチーフとなっているのだが、
それでふと思った。
わが町、十二社にもかつて池があり、伝説がある。
この地に紀州から十二所権現を勧請した中野長者、鈴木九郎は
財産を埋め隠すために雇った人夫を、
秘密を守るため切り殺しては、淀橋から神田川に捨てたという。
その報いで鈴木九郎の娘は大蛇に化け、十二社の池の主になったという。
その池は昭和40年代には埋め立てられ、その地にはビルが建っている。
近代の論理の下で異形のモノが眠っているわけだ。
また、十二社にはかつて滝もあり、三遊亭円朝の怪談噺「乳房榎」の舞台でもある。
(現在上映中の中田秀夫監督「怪談」原作も円朝の怪談噺「真景累ケ淵」)
そんなことも絡めれば、この新都心のすぐそばで、かなり深みのある話が出来ると思うが、
Jホラーのプロデューサーさん、いかがでしょうか?
* * *
正直、あとの2本はダメだった。
まず「呪怨」ハリウッド版。
元となった「呪怨」ビデオ版、劇場版などは、
ビデオ屋さんに出入りしていた頃、ひと通り借りて見た。
ハリウッド版も話は同じだし、特にどうということもない。
ただ興味深かったのが、ロケ地。
ウチの近所が結構出てきたのが面白かった。
翌日、早速デジカメ持って、同じアングルで撮ってきた。
サラ・ミシェル・ゲラーが恋人に、日本の宗教儀式だと、お墓参りを見せるところ。
(画像はクリックで拡大)
甲州街道、西参道交差点そばの浄土真宗正春寺の裏である。
手前の道は旧・玉川上水暗渠の遊歩道。ちょっと今、水道工事中でフェンスが邪魔だが。
ちなみに中央奥のゴツゴツっとした建物が都庁。
左手には、ハリウッドスターが来日したとき必ず泊まる
パークハイアットのある新宿パークタワー。
次はサラ・ミシェル・ゲラーが恐怖の館に初めて向かうシーン。
ここには行ったことなかったが、奥の三井ビルとニューステートメナー(茶色いビル)、
小田急線のガードの位置から、南新宿駅そばとすぐ判った。
先程のシーンの後、お店の角を曲がって行く。
映画ではこの先に恐怖の館があるのだが、もちろん現実にはない。
代々木駅方面に至る道。
「呪怨」で面白かったことといえばこれだけ。
* * *
「輪廻」
「呪怨」の清水崇監督作品だが、これはヒドイ。
あの優香がちゃんと女優してたのが唯一の救い。
でも、その後、女優としてのオファーは増えてないのかな?
あと、黒沢清監督が大学教授役で出演してたの見つけて、ニヤリ。
そんだけ。
* * *
あ〜、なんかないかな、納得できるようなホラー。





あんましホラー映画は見ませんが、
「仄暗い水の底で」は観ました。
ホラーなんて、必要性のない人はなるべく見ないほうがいいでしょう。
悪夢にうなされる一因になるかも。
僕はほとんど悪夢って見たことないので、大丈夫ですが。
邪なカミや人の心の闇などを見据えるのも精神修養になるのではと、
たまにホラー見ますが、物足りないことが多いです。
ちなみに、ご覧になった映画は正しくは「仄暗い水の底から」です。
連日の都心の暑さには参りますね。
ホラー映画で涼しさを呼び込みたいものです。
ハリウッド版「呪怨」のロケ地は、やっぱり
新宿近辺だったのですね! 場所をぴったりと
当てられてカメラに収められるとは、さすがです。
いま劇場では、続編の「呪怨 パンデミック」が
上映中のようですけど、いったいどこまで広がるのやら・・・
芸術性の高いホラーは、わたしもホラーの理想だと
思っています。お眼鏡にかなった作品がありましたら、
ぜひまた、紹介してくださいね。
いつもブログ拝見しててそのエネルギッシュ
さに感服してます。
自転車で40キロの移動なんてこの天気では
私にはとても考えられません。
それよりホラー3本の方が考えられないかも
知れませんが・・・・
今後ともよろしくお願いします。
ホラー特集、毎回楽しみにしています。
「呪怨」のロケ地探訪、こんな見方も面白いでしょ?
「呪怨 パンデミック」って、いつの間にかやってますね。
あのジェニファービールスが出てたり、
吹き替え版のキャストがハリセンボン、まちゃまちゃ、森三中とかって、
どーなんでしょうね。
もちろん施術してくださった衛生士のTさんも!
元気に行動できるのも口腔内の健康あってこそです。
ちなみに、以前よく行っていたビデオ屋は、先生のところと同じ、方南通り沿いのお店です。