裏原宿を撮り歩き、渋谷川暗渠を下り、渋谷のさかえ湯で風呂入って、
バスで帰るつもりだったのだが、結局、
北青山3丁目&神宮前3丁目でたっぷり時間を費やし、
写真も充分撮れたので、裏原宿〜風呂屋は次の機会に回すことにした。
なにしろ、ワタリウム美術館が開くのが11時。
冬は日が短いし、他の用事を絡めると撮影の時間が取れなくなる。
夏の間の凝縮したスケジュールは撮影を多少犠牲にしていたから出来たこと。
「クマグスの森 南方熊楠の見た夢」
http://www.watarium.co.jp/exhibition/0709kumagusu/index.html
来年2月3日までやっている。
料金1000円だが、パスポート制で、会期中何度でも入れるそうだ。
こんな名刺大のカードをもらい、裏に名前を書く。

次回からは名前が確認できるものを持ってくれば無料で入れるということ。
南方熊楠とは明治、大正、昭和を生きた在野の天才博物学者。
わが十二社の氏神のルーツ、紀州熊野の人ということもあり、関心を持っている。
展覧会は、熊楠の残した植物標本、スケッチ、書簡、遺品などを展示。
昨年の秋、上野の科学博物館でも「南方熊楠−森羅万象の探求者−」展というのがあって、
見に行ったのだが、それは常設展料金でも見れる展示(僕はぐるっとパス使った)で、
写真やパネルが中心だったと記憶する。
今回はほとんどが実物で、熊楠の息吹が伝わってくる感じがイイ。
特に、ロンドン遊学時代に知り合いその後も親交のあった高野山管長・土宜法龍宛書簡。
「南方マンダラ」と呼ばれ有名なグチャグチャとした図の本物が見れる。
この図の意味をはじめ、熊楠の思想については中沢新一の「森のバロック」を読んで、
解かったような気になっていたが、人に講釈できるほど理解はしていない。再読せねば。
いいなあ、文庫になってるよ。
熊楠の奇想天外な生涯を知るには、水木しげる先生のマンガ「猫楠」が最適。
こっちも文庫、しかも一巻本だ。僕の持ってる単行本は上下巻。
展示品の多くは「南方熊楠顕彰館」の所蔵品。
顕彰館は和歌山県田辺市の熊楠宅に2006年オープンしたそうだ。
僕が紀州熊野を旅した1998年には、熊楠の長女文枝さんがご存命だったので、
熊楠宅は非公開だった(白浜の熊楠記念館や高山寺のお墓には行ったが)。
うーん、是非行ってみたい。
パスポート制って良いなあ。また行こう。
今度は夕方に行って、向かいの「福蘭」でなんか食って帰ろうかな。
お昼過ぎに美術館を出て、すぐ脇の道を入っていく。まっすぐ行けば、まい泉本店がある。
デパートなどに入っているテナントや、売ってるカツサンドは知られていても、
表通りではなく、銭湯を改築したというこの本店は、ちょい穴場かな。
国立代々木競技場のプールに通っていたころは、泳いでお腹ペコペコになった後、
自転車で原宿、表参道通って数回来た。
代々木のプールが一般公開をやめてもう2年近く経つので、ここも久しぶり。
昼に行くのは初めてだ。おやおや、行列ができている。
並ぶのはイヤだなあと、しばらく見ていたら、列はサクサク進むので、並んでみた。
なんのことはない。店内に入ってまた並ぶのだ。
まあ、それでも、キャパが大きいだろうし、店員のキビキビした仕切りのため、順調に進む。
ひとりということもあり、それほど待たずにカウンター席へ。
ここは有名老舗とんかつ屋だが、バカ高くもない。
お昼にはなんと800円台からとんかつ定食がある。
かきフライも1コ百数十円から頼めるので、
せっかくお昼に来たのだから、一番安い定食にかきフライ2コ付き注文。
合わせて1200円ほど。
カウンターを仕切る若い女性店員もキビキビした動き。
味はまあ、値段が値段なんでそれなりに、であったが、
たいしたことないのに結構な値段の「さぼてん」とかに比べればいいでしょう。
でもやっぱり最強のとんかつ屋は神保町の「いもや」だけどね。
B級グルメだなあ。
その後は一旦、表参道に出て、交差点へ。
秋葉神社の脇の道を入っていって、撮影開始。
「写真館」で展示。
http://ei8at12so.sakura.ne.jp/2007/12/119.html
信州善光寺の別院を経て、青山通り。
そして青山北町アパートへ。
今はない角筈アパートと同じ都営住宅だし、中庭の植物など雰囲気が似ている。
たっぷり撮影し、この時点で、渋谷川暗渠まで行くのは諦めた。
その後は、ワタリウムのある外苑西通り(キラー通り)の裏手をゴチャゴチャ歩く。
その一角。


なんで大和ハウスなんだ?(CM風に)

このマンションかな?

テクが要りそうなガレージ。
外苑西通りに出て原宿団地を見に行く。

居住者以外立ち入り禁止とか書いてあったので、敷地外から。
シトロエン2CVが停まっている。
後で見たら、廃墟徒然草さん始め、いろんな方が撮られていた。
なんだ、皆さん、中に入ってますね。
4時頃だけど、だいぶ薄暗くなってきたので終了。
外苑西通り歩いて大江戸線国立競技場駅へ。
デジタル一眼にしてから、自転車乗る機会がぐっと減ってしまった。




熊楠・・あまりよく知りませんが、明治の破天荒
な方ですよね 幽体離脱もできたとかいう。
なんでキラー通りというのですか。
ところで、今頃なんですが、亀山さんの
カラマーゾフ読みますか?もう買っちゃった
かなぁ。今日お掃除しててカラマのボックスが
目に入ったので(^^;
まだ買ってないんで、読みたいです。ぜひぜひ。
キラー通りはコシノジュンコさんが
青山墓地にちなんで名前つけたというのが有力説のようですけど、
あそこに葬られてるのは全て殺された人たち? んなワケないでしょう。
ちなみに通りにある「福蘭」の餃子、焼売、豚足は、殺人的に油コッテリです。