英語読みではグラッシュ。
ビーフシチューで残った牛肉があったので、
解凍して作った。
ハンガリー以外のヨーロッパの国でも割とポピュラーらしく、
僕はフランス、ドイツ、オーストリア、チェコでも食べてみたが、
本場のものとはちょっと違った。
概して、他の国ではとろみが強く、本場ではサラサラのものが多かった。
ブダペストでは4〜5軒くらいの店で食べ比べたが、
応用工芸美術館前のセルフサービスの大衆食堂のものが特に美味かった。
10年以上前のことなんで、今でもそのお店があるかどうかわからない。
マクドナルドとかになっちゃってたりして…。
世界に冠たるグルメ・シティといわれる東京でも、
ハンガリー料理の店は少ない。僕の知ってる限りでは2軒のみ。
1軒は自由が丘デパートの中にある「キッチン・カントリー」という店。
店名だけではハンガリーっぽい要素はゼロ。
表向きは町の洋食屋さんという感じ。
数年前に一度行ったきりだが、ここのグヤーシュも美味かった。
自由が丘に行く機会がないのでなかなか再訪できないのが残念。
もう1軒、西麻布に「ジョルナイ」という店があったのだが、
かなり高級そうで行ったことはなかった。
先ほど調べたところ、既に閉店し、
神宮前「アズ・フィノム」というワインダイニングに生まれ変わったそうだ。
多少はカジュアルになってくれたかもしれない。
あと、最近では各地に出店しているスープストック・トーキョーでも、
ハンガリアングーラッシュというメニューがあるが、季節限定のようだ。
さて、作ろう。
ニンニク1片みじん切り、オリーブオイル適当に寸胴鍋に入れて、弱火で加熱。
香りが立ってきたら、タマネギ1個の薄切り入れてゆっくり炒める。
しんなりしたら水1リットル、固形ブイヨン3個、ホールトマト1/2缶よくつぶして入れる。
牛肉400g、フライパンで表面を焼き、鍋に入れ、赤ワイン100ccくらい、
ローリエ2枚、シナモンスティック1本、セロリの葉っぱをタコ糸で結んだお手製ブーケガルニ、
そして必須のパプリカパウダー大さじ2以上たっぷり入れ、ひたすら煮込む。
時々アクなど取りながら2時間ほど。
牛肉が柔らかくなった頃、ニンジン、ジャガイモ、セロリ、キャベツを時間差で入れて行き、
塩、コショウで調味。野菜も柔らかくなったら完成(4皿分くらい)。

ホウレン草のソテーも添え、バゲットと共に食す。
やっぱりこういうものは時間かけたほうが美味しくなるようで、
せっかく買った圧力鍋もあんまり使わなくなってしまった。
煮込み料理ではなく蒸し物では活用しているが。




