比較的ウチから近いゆえ、後回しにしていた奥の湯へ行ってみた。
小田急線、南新宿駅のそば。
東京都浴場組合HPによると、東京で一番駅に近い銭湯、だそうだ。
新宿から小田急線各駅停車で一つの南新宿という駅もなかなかマイナーなところ。
だいたいの位置は判っているのだが、どう歩いて行ったらいいのかが、あやふや。
以前に訪れたのは去年の夏、この記事を書いた時。
夏の夜にホラー3本、「ノロイ」、「呪怨」、「輪廻」
このときも、どこをどう通ったかわからないうちに到達した。
その記事中の写真をリサイズしてもう一度載せておこう。

ハリウッド版「呪怨」のロケ地にこのあたりが使われていたので見に行ったのだ。
上はその1シーン。歩いてくるのはサラ・ミシェル・ゲラー。
下はほぼ同じアングルで僕が撮ったもの。
奥に小田急の高架が見えるが、そこが駅。
こんな細い路地を歩いていき、ガード下にいきなり改札が出現するわけである。
そしてそのすぐ隣(写真では手前)が、奥の湯なのだ。
よく見ると電柱の隣に煙突が写っている。
たしかに「東京で一番駅に近い銭湯」、間違いないだろう。
ただ、この路地に面しているのは裏口で、
正面入り口はこの写真で見ると左手、西側で平行している別の路地にある。
駅と奥の湯の間に細い通路があるので、この路地からも行くことはできる。
今回はウチから遠回りかもしれないが、判りやすい道で向かった。
新しく建った代ゼミタワーの脇を入って、あとは道なりに行くと、南新宿駅。
ところで、南新宿という駅名について。
Shojiさんのブログで、ここがかつては「本社前」という駅名だったことを知った。
現在の小田急本社は西新宿1丁目、新宿郵便局隣なのだが、
ここの近くの踏切の脇、山野学苑向かいにある小田急南新宿ビルがかつての本社で、
現在も登記上の本店所在地はそこのようである(小田急HP、会社概要より)。
小田急は一時期、東急と合併していたことがあって、その際「南新宿」に改称したようだが、
新宿という街は新宿区の南の端にあるので、新宿の南はすぐ渋谷区であり、
南新宿という地名はない。この界隈も代々木1丁目&2丁目である。
街の雰囲気も、新宿とは明らかに異なる、代々木っぽさが漂っているので、
どうも南新宿という駅名にはちょと違和感を感じてしまう。
もちろん「本社前」よりはマシだと思うが。
ちなみに品川駅から京浜急行で南に一駅行くと、北品川駅、
ということも面白いのだが、詳しいことは今回はパス。
さて、風呂屋へ。番台のある、昔ながらの造りの銭湯である。
脱衣所、浴室ともかなり広々としていて、掃除も行き届いていて気持ち良い。
浴室の高い天井や壁は白ペンキで塗られ、
梁の部分はスカイブルー、そこにシンプルながら装飾が施されていたりして、
見た目も心地よい。
浴室内の照明は、本来ならば無粋に感じてしまう棒状の蛍光灯だが、
固定している金具が、梁と同色のスカイブルーでペイントされ、イイカンジ。
下からブクブク気泡が出てる湯船の中になぜか赤ランプが灯っている。
なんだろう、これ。遠赤外線でも出てるのかなあ。
気持ちよくあがったが、脱衣所はせっかく広々しているのに、
のんびりしていられるところが少ないのがちょっと残念。
昭和の大衆食堂にあるようなテーブルとイスが1セット置いてあるだけ。
レイアウト工夫すれば、ベンチのひとつくらいは置けたと思うが。
帰り道、よくわからない路地をクネクネ行き、とにかく北西(ウチの方角)を目指す。
この界隈もフォトジェニックな光景が沢山あるので、ちゃんと撮影しておかないとね。
平田篤胤を祀った平田神社や、石ノ森章太郎の石森プロがあるのもこの近く。
文化女子大の裏に出て、甲州街道、十二社通りを通って帰宅。
これで、渋谷区の銭湯、残りは広尾&恵比寿界隈の4軒のみとなった。
そっち方面のミュージアム行く予定がいくつかあるので、そのついでに踏破していこう。




